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硬膜外ブロック注射とは

体全体に張り巡らされている神経は、脊髄に繋がっていて脳に達します。ですので、硬膜外ブロック注射は脊髄に覆われている一番外にある硬膜の外側にある空間に局所麻酔薬といった薬剤を注入するのです。

ブロック注射で薬剤を注入した場所は部分的に神経を麻痺させることができ痛みを抑えて、かつ神経の興奮状態を鎮めることができます。

そもそも痛みがある部分というものは、血管が収縮していて神経への酸素の供給や栄養の供給が上手くいっていなく、そのことでさらにそのような部分に対して神経のダメージが蓄積されていってしまうという悪循環を繰り返しているのです。

そのため、硬膜外ブロック注射では、痛みを和らげることと同時に神経への血流を改善させていき、弱まっている神経に酸素や栄養を与えることで、ダメージを受けている神経が治ることを助けているのです。

腰痛や頚椎椎間板ヘルニアの治療などでよく使われますが、特に痛みが酷い場合には、入院してから2~3週間という期間で連続的にブロック注射を行なうこともあり、細い管を留置して、局所麻酔薬を注入することもあります。このように効果がある硬膜外ブロック注射なのですが、ブロック注射ができない方もいるのです。

それはどのような状態の方かというと、処置は背中から行なうので、背中に感染や炎症が認められる場合や、脊椎の変形が強い状態になっている方、脊椎の手術を受けた方、血液が固まりにくくなる薬を使用している場合やもともと傷口の出血が止まりにくいというような条件に当てはまってしまう方はブロック注射を受けることができないという可能性があるのです。

そのような場合には、しっかりと医師と相談することが必要です。ブロック注射の方法は、きちんと医師が指示する体勢を取ってもらい、消毒を行なった清潔な布をかぶせて、最初は細い針で痛み止めの局所麻酔を行なってから、硬膜外用の専用の針を刺して、局所麻酔薬を注入するという流れになっています。